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【セミナー開催報告】中小企業の成長に投資家・支援者にできること

29 May 2026

2026年5月13日にマレーシアで中小企業オーナー向けにセミナーを開催しました。本記事では開催した背景、内容、当日の様子についてお話します。

多くの中小企業経営者とやりとりする中で、実感することがあります。多くの方が直面しているのは、資金不足よりもむしろ、マネジメントスキルの不足、明確な事業計画の欠如、そして「誰に相談すればいいのかわからない」という孤独感です。事業を経営するということは、お金の問題だけではないのです。

FundingBeeがお客様の成功を喜びとしているのは、そういった現実を見てきたからです。私たちの目標は、単に金利で利益を最大化することだけではありません。お客様の事業が長期的に成長し、WinWinなものになることを目指しています。

事業成功の要素と見落とされがちな「もうひとつの柱」

「ヒト・モノ・カネ」は、経営の基本として広く知られています。しかし、真に成長する事業には、もうひとつの要素が欠かせません。それがマネジメント能力イノベーションです。

経営学の父と称されるピーター・ドラッカーは、こう述べています。

「マネジメントと起業家精神は、同じ仕事の二つの側面に過ぎない。マネジメントを学ばない起業家は長続きしない。イノベーションを学ばないマネジメントも長続きしない。」
Peter F. Drucker, Innovation and Entrepreneurship (Routledge, 2014)

IFC(国際金融公社・世界銀行グループ)の調査でも、中小企業の成功には、資金調達だけでなく、経営トレーニング、業務改善、マーケティング、業界特有の専門知識といった非財務的支援が不可欠であることが示されています。

資金はスタートラインです。ゴールではありません。

「誰も教えてくれない」財務知識の壁

財務リテラシーは、特に大きな課題です。キャッシュフローの読み方、運転資金と成長資金の違い。こういったことは、起業したばかりのときには誰も教えてくれません。ネットで調べても、海外向けの情報ばかりで、マレーシアの中小企業の実情に合った答えはなかなか見つかりません。

私自身も、起業初期には、まるで真っ暗闇の中を歩いているような感覚に陥ることがありました。

参考:【CEOの歩み3】暗闇を歩き続けた5年間。マレーシアでの起業と、私を突き動かした一つの想い

だからこそ、同じ道を歩んできた人からの一次情報が、何よりも価値を持つのです。

人と人とのつながりが事業を救う

「同業者が最初の資金調達をどう乗り越えたか」「初めて事業拡大したとき、何を後悔したか」

答えは、経験者との対話の中にあります。

FundingBeeでは、希望するボロワー(融資利用者)同士がつながれるコミュニティを運営しています。中小企業経営者が、経営者同士で支え合う場です。これは単なる情報交換の場ではなく、事業を大きくするための実践的なネットワークであり、失敗を未然に防ぐための知恵の共有でもあります。

個人事業主から法人設立へ

個人事業主として起業を考えている方も、すでに法人を経営しているSMEオーナーも、それぞれの段階で直面する課題は異なります。資金調達、デジタルマーケティング、法人化のプロセス。こうしたテーマを、実体験を持つ登壇者とともに深掘りする機会を、私たちは大切にしています。

5月13日、無料セミナーを開催しました

起業家、投資家、そして「事業を次のステージへ」と考えているすべての方に向けて、無料セミナーを開催しました。

マイクロファイナンスの視点からの資金調達の方法について、デジタルマーケティングの実践講座、そして個人事業主から法人設立までの道のりを、4人のスピーカーが登壇し、講演しました。

約25名の参加者が、講演に真剣に耳を傾けるだけでなく、ネットワーキングタイムでも他の参加者との交流を楽しんでいました。

当日の様子を動画でLinkedInに掲載しています。

https://www.linkedin.com/feed/update/urn:li:activity:7462283632397750272

今後も外部向けのセミナーを、形に変えながら引き続き行っていく予定です。

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